外壁カラーの選びかた

2021年12月15日

外壁のカラーを決めるときは、家のイメージや近隣のお家に合わせた街並みの色を考慮して考えます。

最近は、スタイリッシュなイメージのブラック、ネイビーが人気ですが、景観に合わせることが大切ですので、その家だけ際立たせるようなカラーはおすすめしません。

さらに、ブラックやネイビーの色は、明度が低く外壁の温度上昇につながり、室内温度に影響します。

土、木、石などの自然界にある色で決めると良いです。さらに、2色以上使う場合は、ブルーベースカラー又はイエローベースカラーで統一して、外観のカラーコーディネートをされることをおすすめします。

カラーチャートを用いる場合は、色相は、オレンジ(YR)からイエロー(Y)の範囲で、明度5以上、彩度3以下で選ぶと良いです。

外壁サンプルは、必ずA4サイズ以上のものを取り寄せて、太陽光の下で確認します。塗装の場合も同様です。


カラーチャートのマンセル値(上の写真、赤色で囲った数値)の見方ですが、

YRは、色相(黄色よりの赤色)で、8が明度の数値で、2が彩度の数値を表しています。明度5以上、彩度3以下に当てはまるカラーであることがわかります。