外張断熱工法で快適な住まい

2022年06月08日

外断熱材として、バウビオを取り入れています。この断熱材は、ボード状のため外張工法で熱橋を作らない構造に出来、必要に応じて充填断熱併用も可能です。

バウビオの原料は、天然素材ゾノトライトというケイ酸カルシウムに水が加わった物質です。 ケイ酸カルシウムは食品添加物としても認められているくらいなので、ケイ酸カルシウムと水でできているゾノトライトも、身体に害のない安全な物質ということになります。

また、ゾノトライトは熱を伝えにくくする性質があり、調湿性も持っています。 ゾノトライトの持つこうした性質が、バウビオにも活かされているのです。

さらに、バウビオは、1000度で3時間加熱しても耐えられるほどの耐熱性を持っています。 熱を伝えにくい性質を持っているので、断熱や遮熱にも威力を発揮します。 このため、バウビオを屋根や天井に施工します。

さらに、調湿性が高く、湿気やカビを抑えて、室内を快適にしてくれます。 特に湿度の高い夏には、湿気をうまくコントロールすることが快適な暮らしのポイントになります。

バウビオの表面は、たくさんの小さな孔が空いている多孔質です。 湿度の高い夏には湿気を吸収し、乾燥した冬には湿気を放出するという調湿性を持っています。

壁内部の湿気を透過させて、放出する性質を持っていますので、内部結露を招く心配はありません。 湿気と合わせて臭気も放出します。

室内側には、吸放湿性のある珪藻土、無垢材、紙クロス、蜜ロウワックスなどの自然素材を使うことにより、冬は暖かく、夏は涼しい、空気のきれいな快適な住まいが実現します。


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